〒370-1134 群馬県佐波郡玉村町与六分138-1

0270-61-6197

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法人概要

群馬リカバリーねっと

はじまり

平成26年の冬に縁があって、群馬県佐波郡玉村町に精神障がい者のための施設を作ってほしいという申し出と、古いが、取りあえず使える建物もあったことで、『たぶん何とかなるだろう』と漠然と考え施設を始めることにしました。

そう考えた理由は、2つ
1つ目は、以前、精神障がい者の通所施設を造るためにNPOを設立して、現在その施設が規模も大きくなり地域に貢献できていること。
2つ目は、精神障がい者は、医療を必要としている“患者さん”であること。障害者基本法で、障害者を、身体障害、知的障害と精神障害の3障害と規定されていますが、精神障がい者は、就労訓練施設であっても、医療側の知識が必要だと考えていたので、福祉スタッフだけでなく、医療スタッフがいる施設を造りたいという思いがあったからです。

運営資金は、協力してくれる精神科医師からの借り入れと、自分たちの出資金でした。それを元手に4月から通所施設を開所しました。NPOの設立は7月16日です。
障害者就労支援B型施設の認可は、9月1日から受け、精神科看護経験のある看護師を施設長に迎えスタートを切りました。
広報することもなく、ひっそりと始めたため、定員20名のところ4名の通所者でした。運営費のサービス管理費は少なく、出資金の切り崩しでマイナスが増えるばかりでした。3年目には、ようやく借金が返せました。
4年目は、多機能型の施設の要望に応えるために、就労移行支援とグループホームを始めました。

こころの病気の人たちの施設

知的障害者、身体障害者、精神障害者の3つの障害は、障害の内容は全く違ったものです。特に精神障害者については、他の二つの障害と大きく違っています。

仕事に就くためには、多くの人たちは、薬を飲み、病状を安定させる必要があります。そのため、就労訓練と同時に、病状を安定させるための日々の支援が重要となります。
多くの人に病状の波があり、悪化した時は、薬のこと、病状のことが分かるスタッフがいることで、多少の病状の波は、主治医や医療スタッフと協力し、安定した生活に戻すことが出来ます。

医療だけで就労することは難しく、また、就労訓練だけで仕事に就くことはできません。だから、スタッフは、医療のわかるスタッフが中心となり、病状の安定と就労訓練を行っています。これまでの3年間で6人の方が就職し5人の方が継続しています。
治療をしっかり見据えて、就労のための生活リズムの確立や働く身体づくりを基本として取り組んでいます。

ブラック企業にたまたま就職し、うつ病になってしまうと、“精神障がい者”となります。治ってしまえば、もちろん障がい者でなくなりますが、誰でもなってしまう身近な“障がい”と言えます。医療は重要な『鍵』です。

 

法人概要

法人名特定非営利法人活動 群馬リカバリーねっと
代表勅使川原 洋子
所在地群馬県佐波郡玉村町与六分138番地1
TEL0270-61-6197
FAX0270-61-8522
URLhttps://gunma-recoverynet.com
MAILrecovery-net@pure.ocn.ne.jp

アクセス

・JR高崎駅から
 車で約20分
 高崎市内循環バス「ぐるりん」群馬の森線(昭和病院方面行)約30分、「下斎田町」バス停下車徒歩約20分

・JR新町駅から
 車で約15分
 永井バス 新町玉村線(前橋公園行)約15分、「玉村三丁目」バス停下車徒歩約10分

・JR前橋駅から
 車で約25分
 永井バス南52 新町玉村線(新町駅行)「福島」バス停下車徒歩約20分

沿革

2014
(平成26年)4月
通所作業所開所
2014
(平成26年)7月
NPO法人群馬リカバリーねっと設立
2014
(平成26年)9月
群馬県より指定を受け、就労継続支援B型事業所「リカバリーハウス」開設
2017
(平成29年)10月
リカバリーハウス、群馬県より就労移行支援事業の指定を受け、B型との多機能型事業所となる
2018
(平成30年)1月
グループホーム「CoCoRiKa(ココリカ)」開設
現在リカバリーハウス(B型定員20名)  ※2019年6月末をもって就労移行支援事業廃止
グループホームCoCoRiKa(ココリカ)(本体住居定員7名+サテライト型定員2名)を運営